毎週土曜日の朝活サタデー・オーシャンズ。
第412回のテーマは「質問の達人になる」でした。
相手の心を開かなければ、私達のメッセージは入っていきません。
しかし開いた心にいきなり正論や命令を押し込んでしまっては、せっかく開いた心が閉じてしまいます。
一方で、質問の仕方によっては、相手から欲しい未来や現状の問題点を引き出すことができるようになります。
そこで参加者の皆さんが普段どのような質問をしているかシェアしてみました。キーワードは「もし」に絞ってシェアしてみましょう。
もし、今の状況が落ちついたら、どこに行きたいですか?
もし、体を動かすとしたら、朝と夜はどちらが好きですか?
もし、普段家にいながら気軽に体を動かせることに興味はありますか?
もし、信頼関係がある前提で使っている。
もし、本当に生まれ変わったら何になりたいですか?
もし、コロナをチャンスに変えられるとしたら何ができそうでしょうか?
もし、月収5万円増えたとしたら、生活はどんなふうに変わりますか?
もし、自分自身が神様のような存在になれたとしたら、どうしますか?
もし、家で過ごす空間で人相がもっと良くなるとしたら、良くないですか?
もし、アクセサリー選びで運気が変えられるとしたら、良くないですか?
もし、山ほどある宿題がキレイさっぱり終わったら、自分のレベルはどのくらい上がっちゃう?
もし、宿題の一部を片づけられつとしたら、国語にする?算数にする?
もし、自由な時間が出来たら何をしたい?(自分自身への問いかけ)
もし、このまま筋肉が衰えていったら?
もし、外に出て運動できるとしたら
シェをしている中での気づきとして、「もし」を使ったからといって相手が必ず応えやすいわけではなく、
「もし」で質問をしても強制的に選ばされているような、答えにくい質問になる場合もあることに気づきました。
相手をセンターサークルに導く質問の例
W-O(結婚相手の男性)
お父さんは何故結婚に反対されるんですか?
お父さんはどうして夢を追うことを反対されるんですか?
お父さんの周りで夢を追っている人がいますか?
お父さんは夢を追っている人はどのような気持ちですか?
お父さんはなぜ結婚するために定職につかなければいけないと思われるんですか?
夢を追い求めるのがそんなにいけない事でしょうか?
なぜ今日会ってくれたんですか?
W-O(父親)
なぜミュージシャンになることにこだわっているのかな?
なぜ収入が安定していないのに結婚まで考えているのかな?
結婚とは何だと思う?
どうしてうちの娘と結婚しようと思ったの?
なぜミュージシャンを目指そうと思ったの?
収入が不安定な中でどうして結婚を考えたの?同棲という選択肢はなかったの?
W-O(母親)
ねぇ、お父さんとお母さんがどうして反対しているのかわかる?
どうしてこんな質問をしていると思う?
I-O(親)
君にとって両方(音楽と家庭の両立)上手くいっているパターンってあるかな?
君のイメージしているミュージシャンってボーカルなの?ギターなの?(相手に興味)
夢を追い求めるのはステキなことだ。でも結婚するなら生活面で不安になることは無いのかな?
もし売れないまま子どもができたらどうなっちゃうと思う?
もしミュージシャンを続けながら結婚するとしたら、私がどう思う?
お母さんも絶対反対というわけではないの。でももし急な事故や病気で動けなくなっちゃったらどうする?
夢が必ず叶うとは限らないのは何となくわかるよね?もし夢を諦めるタイミングがあるとしたら、どういう時だと思う?
I-O(彼)
もしできたらお聞かせください。今日はご両親にお会いできてうれしいです。20年後私達もお父さんのような夫婦になっていたいです。なぜ奥様を選ばれたんですか?
もし期間を決めて夢を追うなら少しはいいのでしょうか?
センターサークルに導くことは容易ではありません。
しかしそこに甘えて価値観の違いを手放さずに衝突してしまっては、勝ち負けのコミュニケーションに陥ってしまいます。
だからこそ、会話の中で立場が上になりがちな人(親や上司)の方から、
積極的にセンターサークルに入って質問をすることがより良いコミュニケーションに繋がるのかもしれませんね。
自分の価値観をいったん横に置き、相手の価値観に興味が持てるようになるために、
セルフクエスチョンを繰り返し反復していくことで、質問の達人になる基礎を磨きていきましょう。
あなたは今日会う人の心の扉をどのように開きますか?
そしてどのような質問をしますか?
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